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『第1回定期演奏会 感想文集』より

幸せの意味

                                       ひとみ 

 私は、本当にこの部活に入りいろんなことを学びました。この部活の中でたくさんの問題にぶつかり、友達とケンカをしたり、自分が何のために吹き続けているのか、何のために部活に出ているのかわからなくなった時もありました。みんなは、授業が終わればそのまま遊びに行く。カラオケに行ったり、プリクラを撮ったり。それがうらやましくて仕方がないときもありました。とにかく遊ぶ時間がほしかったのです。
 でももし、途中で部活をやめていたら、または部活に入っていなかったら、今の私には何も残らなかったと思います。それはただの想い出ではなく、相手を思いやる心、我慢すること、話し合えばわかり合えること、仲間の大切さ、頑張っていれば誰かが見ていてくれること、そしてどんな困難なことでもやる気になれば必ずできるということです。
 これらのことは三年間通して少しずつ学んできましたが、このことをすべて集約して学んだのが“第一回定期演奏会”でした。決まったのがわずか3週間前!! でも、もうこの頃の私には「そんな忙しいことを決めたら遊ぶ時間がない」だとか、「サボレナイ。」と考える自分はどこにもいませんでした。成長した証拠かな?! 1年生のときの私だったらきっと「やりたくない。」と思ったと思います。しかし、3年生になった私は「3週間でも絶対成功させてみせる!」っとやる気いっぱいで、前向きに考えている私がいました。私はいつのまにか部活が大好きになっていました。
 どうして自分がここまで変わったのかと考えた時、私にはいつも自分を見ていてくれる大切な先生2人の存在があったからだとおもいます。本当にお世話になった顧問の先生と中学の時からオーボエを教えてくださった寺岡稔先生です。他の先生にはいえないことを相談し、とても信頼できる先生でした。
 私は顧問の先生からこんな話を聞いたことを覚えています。「3つの幸せ」という話です。
   1.初級者コース〜欲しいものを手に入れたときの幸せ。
   2.中級者コース〜目標を達成したときの幸せ。
   3.上級者コース〜人を幸せにできた時の幸せ。
 私は中学校でも吹奏楽をやっていたので「目標を達成したときの幸せ」はよくわかっていました。これ以上の幸せがあるのかと思っていました。私はこの話を聞いたとき上級者コースの意味がよくわかりませんでした。でも引退し多くのことを学んできた今、やっとわかるような気がします。私はこの札商吹奏楽部を通して、ただ楽器を吹くだけでなく、人を幸せにする自分の幸せを学びました。私はもうすぐ卒業しますがここで学んだことを忘れず、人を幸せにし、人の幸せを自分の幸せと思える人間として生きていきたいです。
 最後に、多くの大切な仲間に出会い、大切な先生に出会いとっても幸せな生徒でした。
 

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